いぬの看板

あの町角を曲がれば

いぬの看板<特別編・その20>

いぬの看板<特別編・その20>

(N暗K太・著『犬のかんヴぁん』 Voyage of my dog sign  ~埼玉県東部地域編~より)

 

f:id:jet-shirei:20210111162403j:plain

 

■犬看板探訪の計画を練る夜

太田氏の初単行本『ののの』が2020年10月7日に刊行される。刊行に合わせ、太田氏から「同時多発的に企画を考えている」と聞いていた。その中の一つに『犬の看板写真展』の開催をしたいと。

それは楽しみだなぁと思いながら、そうだ、僕も新たな探訪記を書いて、その写真展開催のタイミングで、太田氏の運営する『犬の看板ブログ』に僕の探訪記がアップされれば、動きがあって賑やかになるのではないか。

そんな自尊心と勝手な想いから、太田氏が面白がってくれそうな探訪記を頑張って書こうと決めた。ブログアップは太田氏の判断による。まぁ載らなくても勝手に送りつけるつもり。それだけでオモシロソウだ、フフフ。
自身で動機付けをし、犬看板を探訪するのは今回で三度目だ。一度目は、福島県の犬看板を子供の遊戯施設をセットに車で。二度目は、弥彦線越後線沿線の犬看板を妻の実家を目指しつつ途中下車しながら。

三度目はどうしようか。変化は加えたい。まず丸一日犬看板に全身全霊を捧げよう。移動手段はレンタサイクルを借りて動くのはどうか。やはり旅感は必要だ。アプリを使って移動の記録を残そう。拠点からなるべく多く市町村をまわれる駅を探す。

埼玉県白岡市にある白岡駅が良さそうだ。レンタサイクルはあるか、あるじゃん、観光協会に。貸出時間は、九時から十七時。ここ白岡市観光協会を拠点に巡ろう。地理を正確に把握するために、訪れる市町村を書き出す。

白岡市伊奈町蓮田市春日部市、宮代町、杉戸町幸手市久喜市の8ヶ所。市町村間の移動は15分〜40分と幅がありそうだ。犬看板を探す時間も入れ、一ヶ所の所要時間は1時間と見積もっておけばいいか。前半の犬看板回収に時間がかかるようなら、後半の予定を削ってもヨシ。逆に時間が余るようなら、予定にない市町村へ足をのばしてみるのもアリだ。

<特別編・その21>に続く