いぬの看板

あの町角を曲がれば

<告知>「犬のたちの状態」刊行記念オンライントークイベント開催

2021年4月にフィルムアート社から刊行された「犬のたちの状態」(小説・太田靖久/写真・金川晋吾)の刊行記念として、2021年5月16日にオンライントークイベントを開催します。

導入は「犬の看板」について語ろうと思っています。

 

f:id:jet-shirei:20210510023224j:plain

 

出演は「犬たちの状態」の著者である僕と、僕が企画編集する文芸ZINE『ODD ZINE』にも寄稿されている小説家の鴻池留衣さん、ライターの伊藤健史さんです。

「犬たちの状態」には犬が出演する映画の数々が物語に組み込まれていますが、僕は「犬の看板写真」(行政が掲示する犬のフンを持ち帰ることを促す啓発看板)など、あらゆる<犬メディア>に注目してます。

そういった外部(サブカルチャー)をどのように創作に取り込むのかを、<犬メディア>を入口にして、ネットカルチャーを作品に取り込んでいる鴻池さん、 オルタナ系ポータルサイトデイリーポータルZ」で記事の執筆を続ける伊藤さんを交え、様々に語ります。
大阪のtoi booksさんのチャンネルからの配信です。

※参考。この三人が「犬の看板」について語った記事はこちらです。
https://dailyportalz.jp/kiji/dog_signboards-party

チケット購入ページ
https://toibooks.thebase.in/items/43943195

『犬たちの状態』刊行記念鼎談 
「続・創作のタネとしてのサブカルチャー」 
出 演:太田靖久×鴻池留衣×伊藤健史
日 程:2021年5月16日(日)
時 間:開始/21:00~
    ※視聴可能時間は翌日日24時まで
入場料:800円(税込)
場 所:toi books channel
問合せ:mail.to.toibooks@gmail.com

【プロフィール】

太田靖久(おおた・やすひさ)
1975年生。神奈川県出身。2010年「ののの」で第42回新潮新人賞を受賞。著書は『サマートリップ 他二編』(すばるDigitalBook、集英社、2019年)、『ののの』(書肆汽水域、2020年)。文芸ZINE『ODD ZINE』を企画編集。Twitterで犬をめぐる自由律俳句を不定期につぶやいているほか、ブログ「いぬの看板」でさまざまな市区町村の犬の看板を紹介している。

鴻池留衣(こうのいけ・るい)
小説家。1987年生まれ。2016年「二人組み」で新潮新人賞を受賞しデビュー。『ナイス・エイジ』(新潮社)、『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』(新潮社)、「最後の自粛」(新潮2020年6月号)、「あああ」(ODD ZINE Vol.5)、「わがままロマンサー」(文學界2020年12月号)、「スーパーラヴドゥーイット」(すばる2021年2月号)。

伊藤健史(いとう・けんじ)
1975年生まれ、会社員・ライター
理科系専門誌や男性ファッション誌への寄稿を経て2012年よりオルタナティブポータルサイト「デイリーポータル Z」ライターとして毒蛇のハブが生息する島を巡るシリーズや街角のプロパン ガスボンベ、玄関マット採集など、ニッチな路上観察記事を執筆している。
<デイリーポータル Z掲載記事一覧>
https://dailyportalz.jp/writer/kijilist/137

以上、よろしくおねがいします。