いぬの看板

あの町角を曲がれば

いぬの看板<特別編・その7>

<特別編・その7>

(N暗K太・著/『ある探訪記のための習作』より)

 

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探訪記5

 

【探訪日】2019年5月1日

【市町村】福島県大玉村


村のキャッチコピーは「小さくても輝く 大いなる田舎 大玉村」である。

大玉村に何かある?と聞かれたら、答えは「PLANT-5」一択だ。ここは食材や衣服などあらゆる日用品が揃う大型スーパーである。売り場の面積だけで5,000坪を超え、建物は平屋で二階がないのが特徴だ。端から端まで歩くとちょっとした運動になる。

僕はずっとパチンコ屋みたいな名前だなと思っていた。ペルーにあるマチュピチュ村の初代村長・野内与吉は大玉村出身である。村内に野内与吉資料展示室がありマチュピチュ村の歴史と大玉村との関わり合いを知ることができる。

さて、SKPからの帰り道。行きとは別ルートの山道から大玉村中心地を経由して福島市へ帰る。大玉村役場を目指す道中、農業用水路の道端で犬看板を発見。(写真10国見町本宮市と同じ犬のイラストだ。色が褪せて照れ臭さが無くなり、申し訳なさが伝わってくる。

年月を重ねると犬看板の印象が変化するのも面白い。

 

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(写真10)

 

<特別編・その8>へ続く