いぬの看板

あの町角を曲がれば

いぬの看板<特別編・その17>

いぬの看板<特別編・その17/エピローグ>

N暗K太・著『犬の看板 報告書 Voyage of my dog sigh <弥彦線越後線編>』の文章はこれですべて公開し終えた。

彼から3度目の郵便物が届くのかどうかは私にもわからないが、その機会が訪れて興味深い報告だと思えれば、ぜひまた公開したい。

 

「犬の看板探し」は旅先でおこなう遊びとして非常におすすめできる。地元の料理を食べたり観光やお土産を買う行為にその遊びを加えることで、旅の面白味がまたひとつ立体的になる。

そしてたくさんの犬の看板に触れることで様々なものが見えてくるから、面白さは常に加速していく。

犬の看板を自分なりの解釈で分類わけしてもいいだろうし、看板の中の犬の気持ちになって想像力を豊かに膨らませるのもいいだろう。

自分から能動的に動けば、そこに犬の看板はたしかに存在していて、出会うことができる。

 

「ああ、日本のどこかに、私を待っている犬がいる」

 

<特別編>はこれにて終了。

次回からはまた市区町村名を添えた犬の看板画像だけをアップしていきます。

 

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